ワカメとめかぶの違い
- 概要 -
ワカメは海藻の一種で、長さは約1メートルほどになり、生きた状態では暗褐色をしているが、火を通すと緑色に変わる。めかぶとはいわゆるワカメの根元部分に当たる箇所で、ワカメの茎の両縁にできるひだ状になったところ。
- 詳しい解説 -
ワカメとは海藻の一種で、長さは約1メートルほどになり、生きた状態では暗褐色をしているが、火を通すと緑色に変わる。日本周辺の海でとれ、外海の浅い所に生えている。養殖もされる。
ワカメは古くから食用にされており、現在でも味噌汁の具や酢の物、煮もの、ふりかけなどにして食べられる。ワカメを食用にするのは、日本と韓国くらいであり、最近ようやく中国でも食べられるようになってきた。
また健康食品やダイエット食品としても注目されており、ワカメには心筋梗塞や動脈硬化などを防ぐ効果があり、また肥満の予防にも良いとされている。
一方、めかぶとはいわゆるワカメの根元部分に当たる箇所で、ワカメの茎の両縁にできるひだ状になったところで、生殖細胞の集まる成実葉にあたる。 日本では軽く湯通しをしたものを刻んで食べる。そのまま醤油などをかけたり、吸い物やスープに入れたりする。歯ごたえがあり、ぬめりが強いのが特徴である。また食べやすいように味付けをしてパック詰めで販売されているものもある。
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