ブリーチとカラーリングの違い

-　詳しい解説　-

ブリーチ、カラーリングともに髪の毛の色を変えるときに使用される。

ブリーチは脱色することで、以前は茶髪にするというとブリーチを使用するのが一般的であった。現在では、カラーリングが主になっている。ブリーチ剤は強アルカリ性の薬品で、髪の毛の色素を破壊することで脱色する。ブリーチをすると、その度合いにより黒の髪の毛が茶色になり、それがオレンジ色、黄色、白と変化していく。
刺激が強く、髪の毛にも頭皮にも負担が大きい。

一方カラーリングは脱色に加えて染毛も行うことである。ヘアサロンで一般にカラーと呼ばれ、一般におしゃれ染めと呼ばれるものに当たる。
髪の毛のキューティクルをはがし脱色し、そこに色を加えることでキューティクルを閉じる。最近ではより好みの色に近いものを選べるようになってきた。しかし、ブリーチ同様に強アルカリ性の薬品を使用するため、何度も続けて行うと髪が傷む。また時間がたつと色が少しずつ明るくなっていく。