ひょうたんとへちまの違い
- 概要 -
ひょうたんはウリ科の植物である。果実は毒性があり食べられない。通常、果肉部分を取り除き、乾燥させたものを調味料入れや水筒、また酒器などに用いる。へちまも同じくウリ科の植物で、原産はインドである。繊維が未発達の若い果実は食用にされる。
- 詳しい解説 -
ひょうたんとはウリ科の植物である。瓢(ひさご)とも呼ばれる。実を加工して作られる容器もひょうたんと呼ばれる。実は主に上下が丸く、真ん中がくびれたひょうたん型をしている。つる性の植物で茎は長く伸び、他の物に巻きからみつく。世界最古の栽培食物の一つであり、原産地はアフリカである。
果実は毒性があり食べられない。通常、果肉部分を取り除き、乾燥させたものを調味料入れや水筒、また酒器などに用いる。
へちまも同じくウリ科の植物で、原産はインドである。本来の名前は糸瓜(いとうり)で、これは実から繊維が得られることに由来する。ひょうたん同様、つる性の植物である。果実はキュウリのような形をしていて、黄色い花をつける。
繊維が未発達の若い果実は食用にされる。また完熟した実からとれるヘチマ水は化粧水に用いられる他、咳止めの飲み薬などにも利用される。また、茶色くなった果実を水につけ、軟部組織を腐敗させて、繊維部分だけを残してタワシを作ることができる。
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