内戦と紛争の違い

内戦と紛争の違い

- 概要 -

内戦は主に一つの国内で起こる、同じ国の人、市民同士の間で起こる武力紛争、あるいは戦争のことである。紛争は広義では異なる価値観や主義をめぐっておきる揉め事、争い事のことをいう。戦争が国家間で起きる武力衝突であるのに対して、紛争は内戦や小規模の地域間の争いが紛争と呼ばれる場合が多い。

- 詳しい解説 -

内戦(civil war)とは主に一つの国内で起こる、同じ国の人、市民(civil)同士の間で起こる武力紛争、あるいは戦争のことである。内乱とも同じ意味で使われる。また、フランス革命や共産主義革命のように、旧体制が打倒された場合には内戦ではなく革命という言葉が用いられる場合がある。日本で起きた内戦には戊辰戦争や西南戦争がある。
20世紀以降は特に南米やアフリカで多くの内戦が起きた。スーダンで起きたダルフール紛争やソマリア内戦、アフガニスタン紛争など現在も継続中の内戦も多々ある。

紛争とは広義では異なる価値観や主義をめぐっておきる揉め事、争い事のことをいう。武力を伴う争いについては武力紛争という。戦争が国家間で起きる武力衝突であるのに対して、紛争は内戦や小規模の地域間の争いが紛争と呼ばれる場合が多い。
紛争にはその内容によって、独立紛争(独立、分離独立などを争う)、民族紛争(民族間の対立)、国際紛争(国家間での争い)などと呼ばれる。

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