タピオカとナタデココの違い

タピオカとナタデココの違い

- 概要 -

タピオカは、キャッサバという植物の地下茎からとれるデンプンを、粉状または粒状に加工して使われている。ナタデココは、ココナッツの果汁に酢酸菌を加え発酵させると、表面から固まっていき、それを取りだしてサイの目状に切り出したものである。

- 詳しい解説 -

タピオカとナタデココは、エスニックフードブームにより日本に入ってきて定着したものである。

タピオカは、キャッサバという植物の地下茎からとれるデンプンを、粉状または粒状に加工して使われている。粒状のものはタピオカパールとして、ココナッツミルクに入れて煮たものを食べたりする。糊化させたものは、食品の食感を調整する添加材として使用され、糊として紡績や工業製品にも用いられている。

ナタデココは、ココナッツの果汁に酢酸菌を加え発酵させると、表面から固まっていき、それを取りだしてサイの目状に切り出したものである。デザートで食べられることが多く、食物繊維を豊富に含むことから、特定保健用食品に指定されている。外観や食感は寒天に似ているが、甘みがある。

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