炊き込みご飯とおこわの違い
- 概要 -
炊き込みご飯は、人参、ごぼう、油揚げ、サクラエビ、鶏肉などの具に、醤油、出汁、昆布などで味付けし、米と一緒に炊き込んで作る。おこわはもち米を蒸したご飯のことである。
- 詳しい解説 -
炊き込みご飯とは日本料理における米を使った料理の定番の一つである。五目ご飯や五目飯(ごもくめし)ともいい、関西ではかやくご飯とも呼ばれる。
炊き込みご飯は、人参、ごぼう、油揚げ、サクラエビ、鶏肉などの具に、醤油、出汁、昆布などで味付けし、米と一緒に炊き込んで作る。
地方や季節によって様々なバリエーションがあり、タケノコご飯や栗ごはん、松茸ご飯、山菜飯、釜飯、牡蠣飯などがある。
家庭料理の一つでもあり、普通、炊飯器には炊き込み御飯用の設定がついている。
一方、おこわとはもち米を蒸したご飯のことである。強飯(こわめし)とも呼ばれる。おこわはもち米を使用するため、もちもちした食感と甘味が特徴である。昔はもち米は貴重だったので、祝い事のときなどに食べるご馳走であった。
最もポピュラーなおこわは赤飯で、他にも五目おこわや山菜おこわ、栗おこわ、鰻おこわなどがある。赤飯のことをおこわと呼ぶこともある。
おこわは炊き込みご飯と似ているが、炊き込みご飯ではうるち米を使う点が異なる。
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