政調会長と幹事長の違い

-　詳しい解説　-

政調会長とは党のマニフェストや政策について話し合う政策部会、政策調査会の長のことをさす。政党によって政務調査会や政策調査会などと名前が異なる。党の政策として採用されるには、政策部会において審議を得なければならない。

例えば自民党についていえば、自民党の総務会の議長を担当する総務会長、政調会長、幹事長を合わせて党三役と呼び、重要なポストになっている。民主党については、一時、政調会長の役割を廃止していたが、菅直人が総理大臣に就任したときに復活した。

幹事長とは組織における役割の一つで、一般に幹事集団の長のことである。政党内の中央執行委員会や常任幹事会のような意思決定の常設機関における長、事務長という位置づけである。