小選挙区制と比例代表制の違い

小選挙区制と比例代表制の違い

- 概要 -

小選挙区制は、一つの選挙区につき当選者は一人と定められている。比例代表制は、政党の得票数に応じて議席配分が決定されるものである。

- 詳しい解説 -

小選挙区制と比例代表制は、選挙制度のひとつである。

小選挙区制とは、一つの選挙区につき当選者は一人と定められている。各市町村における人口の割合に比例し、規模が小さいほど有権者数も少なくなるので、小選挙区制が採用される。小選挙区制の場合、候補者は無所属(政党に所属していない)でも立候補することができる。

比例代表制は、政党の得票数に応じて議席配分が決定されるものである。政党に所属している候補者のみが対象になる(無所属の候補者は対象外になる。有権者は政党名もしくは個人名を記載して投票する。衆議院議員選挙の場合は拘束名簿方式が、参議院議員選挙では非拘束名簿方式が採用されている。

小選挙区比例代表制、という二つの方式を組み合わせた選挙制度も実施されており、この場合は個人も選ぶことが可能になる。たとえば、ある候補者が個人名では落選したが、政党名で復活当選した、というのはこの制度による。

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