重傷と重体の違い

重傷と重体の違い

- 概要 -

重傷は、通常、全治1か月以上の怪我のことで、後に障害が残るような重篤(じゅうとく)なものも含む。命に別状はない状態。重体は病気や負傷の程度がひどく命の危険に関わる状態のことである。重態とも書く。

- 詳しい解説 -

重傷とは傷の程度が重いことである。消防や警察では負傷と疾病における症状を合わせて重症が用いられる。重傷は、通常、全治1か月以上の怪我のことで、後に障害が残るような重篤(じゅうとく)なものも含む。命に別状はない状態で、骨折なども報道では重傷と表現されることが多い。

これに対して、重体とは主に医療機関や報道機関で用いられる言葉で、病気や負傷の程度がひどく命の危険に関わる状態のことである。重態とも書く。
特に死の瀬戸際にある場合は、危篤(きとく)と言う。
重傷が怪我に用いるのに対して、重体は怪我と病気の両方に用いられ、前者が命に関わらないのに対し、後者は命に関わる点が異なる。

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