自首と出頭の違い

自首と出頭の違い

- 概要 -

自首は、犯罪事実や犯人が発覚する前に、罪を犯した者が自ら捜査機関に対して自発的に自分の犯した罪を申告し、その処分を求めることである。出頭は、官庁などの呼び出しを受けて、本人がそこに出かけることである。

- 詳しい解説 -

自首とは、犯罪事実や犯人が発覚する前に、罪を犯した者が自ら捜査機関に対して自発的に自分の犯した罪を申告し、その処分を求めることである。自発的に申告することが重要で、取り調べの最中に自供することは自首に当たらない。また、犯人がすでに特定されており指名手配中などに警察に出頭する場合は情状酌量の余地はあるが、自首は成立しない。また自首すると、刑法上、刑を軽減される可能性がある。
自首のシステムは特に東洋の律令制度の伝統に由来するものである。

これに対して出頭とは、官庁などの呼び出しを受けて、本人がそこに出かけることである。特に、警察や裁判所、役所に出向くことに用いられる。

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