ざるそばとせいろそばの違い

ざるそばとせいろそばの違い

- 概要 -

ざるそばは、竹ざるの器に盛ることから、ざるそばと呼ばれる。せいろそばは、せいろの器に盛ることから、せいろそばと呼ばれる。

- 詳しい解説 -

ざるそばとせいろそばは、刻み海苔がおそばの上にかかっているか、かかっていないか、で区別すると思われているが、正確にはおそばを盛る器が異なることからきている。

ざるそばは、竹ざるの器に盛ることから、ざるそばと呼ばれる。

せいろそばは、せいろの器に盛ることから、せいろそばと呼ばれる。お店によっては、もりそば、と呼ぶところもある。

本来は、ざるそばとせいろそばは、そばつゆが異なっていたとされる。ざるそばのおつゆは一番だし、せいろそばのおつゆは二番だし、が使われており、ざるそばの方が格が上だったという。現在では異なるおつゆを用意しているお店はほとんど無い。なお、刻み海苔が上にのるのはざるそばのほうであり、明治時代頃から始まったとされる。

おそばの主原料であるそば粉には、ビタミンB1など栄養分が豊富に含まれているが、体を冷やす作用もあるので、ざるそばやせいろそばを注文した場合は、そば湯(おそばのゆで汁)が出される。おそばを食べ終わった後に、そば湯を飲むと体が温まる。

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