斎場と火葬場の違い

斎場と火葬場の違い

- 概要 -

斎場は、葬式を行える場所のこと。火葬場は死体を火葬するための施設である。

- 詳しい解説 -

斎場(さいじょう)とは、本来は神道の用語で祭祀(さいし)や儀式を行う場所をさす言葉であったが、現代においては主に葬式を行える場所のことをさす。
斎場は通夜や告別式などの葬儀を行うことに特化した施設のことで、市町村や公団などの運営する公営の施設と、民間業者の運営する施設がある。
公営斎場では儀式などを行う葬儀会場に火葬場を併設している場合がほとんどである。葬儀に必要な祭壇や花、僧侶などの手配は葬儀業者を通じて行われるのが一般的である。

これに対して火葬場(かそうば)とは死体を火葬するための施設である。昔は自宅葬が多かったこともあり火葬場だけ単独の施設としてあったが、現在は葬儀会場と一緒になった施設が多く、中には葬儀会場のみならず、霊安室や親族の控え室、売店や喫茶室まで揃えた総合斎場も多い。したがって火葬場を斎場と呼ぶこともある。
かつては施設の高い煙突から出る煙が火葬場の象徴となっていたが、1990年代以降に建設された火葬場では技術改善もありそのような風景は見られなくなった。

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