ココアとショコラの違い

ココアとショコラの違い

- 概要 -

ココアは、カカオマスを炒って、皮などを取り除いてすりつぶしたものから、一定の割合のカカオバターを取り除き、粉にしたものである。ショコラはフランス語でチョコレート、あるいはココアのことである。

- 詳しい解説 -

ココア(Cocoa)とは、カカオマスを炒って、皮などを取り除いてすりつぶしたものから、一定の割合のカカオバターを取り除き、粉にしたものである。ココアパウダーとも呼ぶ。あるいは、湯や牛乳にココアパウダーを溶かした飲み物のことである。
オランダの食品メーカーであるバンホーテンVAN HOUTENが1828年世界で初めてココアパウダーを作り、ココアとして売り出した。これまでココアは存在せず、チョコレートしかなかった。現在ではバンホーテンはココアの代名詞にもなっている。

一方、ショコラ(Chocolat)とはフランス語でチョコレート、あるいはココアのことである。そしてチョコレートから様々な菓子やデザートを作るチョコレート専門の職人のことをショコラティエと呼ぶ。
例えばガトーショコラとはフランス語でG?teau au chocolatのことで、チョコレートケーキを意味している。またホットココアのことはフランス語ではショコラショーChocolat chaudと言う。

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