紅茶と煎茶の違い

紅茶と煎茶の違い

- 概要 -

紅茶は摘み取った茶葉を乾燥させ、揉み込んで完全発酵させてから乾燥させた茶葉と、それにお湯を加えて抽出した飲み物のことである。煎茶は日本茶の一つで、発酵させない緑茶の一つであり、狭義には日光を遮らずに栽培し、新芽を加工したものである。

- 詳しい解説 -

紅茶とは英語でブラックティーBlack teaのことで、摘み取った茶葉を乾燥させ、揉み込んで完全発酵させてから乾燥させた茶葉と、それにお湯を加えて抽出した飲み物のことである。
イギリスを始め、世界各国で紅茶を飲む習慣があるが、特に旧イギリス領のインドや東アフリカを始め、アイルランド、チリなどで多く飲まれる。
紅茶の淹れ方には、ポットに茶葉を入れ熱湯を注ぐ淹茶式(えんちゃしき)と、アフリカなどでよく見られる、少量の水で茶葉を煮出しそこに牛乳を加える煮出し式、またインドでチャイを淹れる方法の牛乳に煮出す煮込み式などがある。

一方煎茶とは日本茶の一つで、発酵させない緑茶の一つであり、狭義には日光を遮らずに栽培し、新芽を加工したものである。またその茶を煎じ出した飲料のことをさす。番茶と玉露の間の中間の質のもので最も一般的な日本茶である。本来は茶を粉にして湯を混ぜて飲む抹茶に対して、茶葉に湯を注いで抽出するタイプの茶をさす煎じ茶や出茶(だしちゃ)と呼ばれた。

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