毛ガニとズワイガニの違い

毛ガニとズワイガニの違い

- 概要 -

毛ガニは太平洋の北西部の沿岸地域に広く分布する大型のカニである。体は全体的にずんぐりしており、名前の由来であるように剛毛が生えている。ズワイガニは深海に生息する大型のカニである。山口県以北の日本海、茨城県以北からカナダまでの北太平洋、オホーツク海、ベーリング海に分布している。

- 詳しい解説 -

毛ガニとは太平洋の北西部の沿岸地域に広く分布する大型のカニである。体は全体的にずんぐりしており、名前の由来であるように剛毛が生えている。
塩ゆでや焼き物、缶詰などに加工される。ズワイガニやタラバガニに比べると小さいので可食部は少ないが、これらに比べて肉に旨味や甘味があり、カニ味噌が多い。北海道を代表する食材である。
美味しく値段も手頃ではあるが、脚や爪などに生えているトゲのために少し食べにくい。

ズワイガニは深海に生息する大型のカニである。大きな雄が脚を広げると全長70cmほどになる場合もある。山口県以北の日本海、茨城県以北からカナダまでの北太平洋、オホーツク海、ベーリング海に分布している。
ズワイガニも身に甘みや旨味があり、カニ味噌が多い。形も大きいので食べたときの満足感もあるが、値段が高い。冬の味覚の定番であり、王様ともいわれるほど人気がある。温泉とセットでズワイガニを食べるためのツアーも人気で、鳥取や福井、兵庫や京都の日本海沿岸などに多い。

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