くしゃみと咳の違い

くしゃみと咳の違い

- 概要 -

くしゃみは、異物が呼吸とともに体内に取り込まれ鼻の粘膜に張り付き、それを取り除こうとする反射作用である。咳は、異物が鼻腔を通過し、気管や気管支の粘膜に張り付いたときに、それを取り除こうとする反射作用である。

- 詳しい解説 -

くしゃみと咳は、生理反応のひとつであり、メカニズムはほぼ同様であるが、発生源となる場所が異なる。

くしゃみは、異物が呼吸とともに体内に取り込まれ鼻の粘膜に張り付き、それを取り除こうとする反射作用である。

咳は、異物が鼻腔を通過し、気管や気管支の粘膜に張り付いたときに、それを取り除こうとする反射作用である。この体内に侵入してくる異物の量が多い場合、粘膜に包まれたタンとなって体外に排出される。

空気中には、ほこりや花粉などのさまざまなものが浮遊している。くしゃみが連続で出る場合はアレルギー性鼻炎が疑われる。くしゃみは上半身の筋肉を使う激しい運動でもあるので、無理に止めようとすると腰を痛める場合もあるので、口元はティッシュ等で押さえながら出すほうが良い。咳も同様に上半身の筋肉を使うので連続で出るとかなり疲れる。

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