カンフーと少林寺拳法の違い

カンフーと少林寺拳法の違い

- 概要 -

カンフーは功夫と書き、中国拳法のことである。少林寺拳法は日本の武道家で思想家でもある宗道臣(そうどうしん)が創始した武道である。正確には日本少林寺拳法という。

- 詳しい解説 -

カンフーとは功夫と書き、中国拳法のことである。クンフーともいう。本来は中国武術で重視されている練習や鍛錬の積み重ね、訓練などという意味である。
カンフーは1970年代はじめに作られたブルース・リーの『燃えよドラゴン』のヒットにより一躍世界中に知られるようになった。しかし日本ではカンフー映画の翻訳の際に空手との混同が見られ、中国発祥のカンフーと日本発祥の空手という全く無関係のものが混同される結果となった。

これに対して少林寺拳法(しょうりんじけんぽう)とは日本の武道家で思想家でもある宗道臣(そうどうしん)が創始した武道である。正確には日本少林寺拳法という。中国の少林拳としばしば混同されるが、別の物である。
少林寺拳法においては、「護身錬鍛」「精神修養」「健康増進」の三徳を柱に、仏教の心身一如(しんしんいちにょ)の修行を行う。
突き、打ち、蹴りなどの剛法、投げ技などの柔法、整骨などの整法がある。

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