柏餅と桜餅の違い

柏餅と桜餅の違い

- 概要 -

柏餅は端午の節句に食べる和菓子で、かしわの葉であんの入った上新粉の餅を包んだもの。桜餅はあんの入った餅を塩漬けにした桜の葉でくるんだ和菓子である。

- 詳しい解説 -

柏餅は端午の節句に食べる和菓子で、かしわの葉であんの入った上新粉の餅を包んだもの。餅の色は白かピンクである。中にはこしあん、つぶあんの他、味噌あんが入る場合もある。
柏餅の葉は普通食べられない。

一方、桜餅はあんの入った餅を塩漬けにした桜の葉でくるんだ和菓子である。雛菓子のひとつでもあり、春の季語でもある。ただし、桜餅は地方によって様々である。

桜餅の中でも特に有名なものに、江戸発祥の伝統的な和菓子で長命寺、あるいは関東風と呼ばれるものがある。これは小麦粉や白玉粉を水で溶いて焼いたクレープのような皮でこしあんを包み、それをさらに塩漬けの桜の葉で巻いたものである。
その他、道明寺、あるいは関西風と呼ばれる桜餅も有名で、これは、こしあんを道明寺粉でできた餅でくるみ、さらに塩漬けの桜の葉で包んだものである。
通常、桜餅の餅はうっすらとピンクに色付けされている。また柏餅と違い、桜餅の葉は食べることができる。

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