閣僚と大臣の違い

閣僚と大臣の違い

- 概要 -

閣僚は、内閣を構成するメンバーのことである。また閣僚は国務大臣あるいは大臣と同義であり、各省庁のトップの役割を担う。

- 詳しい解説 -

閣僚とは、内閣を構成するメンバーのことである。
内閣は日本国の三権のうちの行政権をもつ機関であり、その内閣の長を内閣総理大臣(首相)という。閣僚は内閣総理大臣によって選ばれる。また閣僚は国務大臣あるいは大臣と同義であり、各省庁のトップの役割を担う。国務大臣は他にも主任の大臣、あるいは行政大臣と呼ばれる。
また閣僚の中には省庁の長ではないメンバーもいる。これは主任の大臣に対して無任所大臣とも呼ばれ、内閣官房長官、国家公安委員会委員長、あるいは内閣府特命担当大臣がこれに当たる。内閣府特命担当大臣とは、2001年より法制化された大臣職のことで、少子化対策担当大臣や科学技術制作担当大臣、原子力防災担当大臣など多数存在する。

大臣という呼び名は、大和政権における大王(おおきみ)の政務を補佐する役割である大臣(おおおみ)までさかのぼることができる。
また律令制における太政官の上官も大臣(だいじん)と呼んだ。太政大臣の他、左大臣、右大臣がいる。これは「おとど」とも呼ばれた。

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