お化けと幽霊の違い

お化けと幽霊の違い

- 概要 -

お化けは、化けた物であり、動物や器物などが本来あるべき姿から大きく形が変化(へんげ)した物である。幽霊は亡くなった人の霊魂が現れたものである。死んでも成仏できなかった人が姿を現したものとも言われる。

- 詳しい解説 -

お化けとは、化けた物であり、動物や器物などが本来あるべき姿から大きく形が変化(へんげ)した物である。化けた状態で生きているので化生(けしょう)ともいう。物を粗末に扱って捨てたり、動物を無下に殺生したりした場合に、化けて出てくると言われる。
お化けは幽霊、怪物、妖怪、鬼などの子どもが恐ろしがるものの総称である。

一方幽霊とは亡くなった人の霊魂が現れたものである。死んでも成仏できなかった人が姿を現したものとも言われる。様々な国で幽霊に関する記述が見られ、洋の東西を問わず存在するといえる。

幽霊に関する物語は怪談として人気を集めており、江戸時代には四谷怪談や雨月物語といった古典的な名作が誕生した。また日本の幽霊は丑三つ時(午前二時頃)に出現するものといわれている。
また日本では幽霊の姿は死に装束に足がないものが一般的であるが、これは18世紀に確立したものである。これは江戸時代に広く出回った浮世絵の幽霊画がもとになっているといわれている。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?