お汁粉とぜんざいの違い

お汁粉とぜんざいの違い

- 概要 -

お汁粉は小豆を砂糖で甘く煮た小豆汁の中に、白玉団子や焼きもち、栗の甘露煮やサツマイモなどを入れた食べ物である。ぜんざいも、お汁粉と同じく小豆を砂糖で甘く煮たものに、白玉団子や餅、栗の甘露煮を入れた食べ物である。

- 詳しい解説 -

お汁粉とは小豆を砂糖で甘く煮た小豆汁の中に、白玉団子や焼きもち、栗の甘露煮やサツマイモなどを入れた食べ物である。地方によって呼び名や食べ方が微妙に異なっている。
関東ではこしあんを用いたものも粒あんを用いたものも汁粉と呼ばれ、その中でも粒あんを用いたものは田舎汁粉、粒のないものは御前汁粉と区別する。一方、関西ではこしあんのものがお汁粉、粒あんのものはぜんざい(善哉とも書く)と呼ばれる。
鏡開きのときに、鏡餅を用いて汁粉やぜんざいを作るのが一般的である。

ぜんざいも、お汁粉と同じく小豆を砂糖で甘く煮たものに、白玉団子や餅、栗の甘露煮を入れた食べ物である。
関東では汁気のない餡(あん)を用いたものをぜんざいと呼ぶが、関西では粒あんを用いたお汁粉をぜんざいと呼ぶ。関西では、関東でぜんざいと呼ばれる食べ物は亀山や小倉と呼ぶのが一般的である。沖縄県でぜんざいと呼ばれるものは、かき氷に黒糖で煮た金時豆をかけたもので、冷やしぜんざいとも呼ばれる。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?