応対と対応の違い

応対と対応の違い

- 概要 -

応対は相手になって受け答えすることである。例えば、ある人が電話や訪問を受けるときの態度や物腰、言葉遣いといったものをさす。対応は相手や状況に応じて対処することや物事をすることを意味する。

- 詳しい解説 -

応対とは相手になって受け答えすることである。例えば、ある人が電話や訪問を受けるときの態度や物腰、言葉遣いといったものをさす。
例えば、「あの人の電話の応対はいつもしっかりしている」と言う場合、その人の電話の受け答えの態度やあり方が良いことを意味する。

一方、対応とは相手や状況に応じて対処することや物事をすることを意味する。例えば、「政府はその問題についてすぐに対応策を考える必要がある」「冷静に対応をすることが肝心である」などと言う場合がこれにあたる。

他にも互いに向かい合っていることや、二つの物が向かい合い対になっている状態、別々のカテゴリーにある物が互いに相関関係にある状態、また二つの関係が釣り合っていることなども意味する。例えば、「このソフトウェアはスマートフォンに対応している」「現代の社会に対応する新しい教育が望まれる」といった使い方をする場合などである。

応対は人に対する行動にのみ使うが、対応は人以外の物事に対する行動にも使うことができる。

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