えごま油としそ油の違い

えごま油としそ油の違い

- 概要 -

えごま油としそ油は同一のものである。エゴマとはシソ科の一年草で、一般にしそと呼ばれる青じそと同種の植物であり、見た目も似ている。シソ科の植物から採れた油としてしそ油と呼ぶ場合と、植物の名前がエゴマなのでえごま油と呼ぶ場合とがあり、商品によって名前が異なる場合がある。

- 詳しい解説 -

えごま油としそ油は同一のものである。
エゴマとはシソ科の一年草で、一般にしそと呼ばれる青じそと同種の植物であり、見た目も似ている。シソ科の植物から採れた油としてしそ油と呼ぶ場合と、植物の名前がエゴマなのでえごま油と呼ぶ場合とがあり、商品によって名前が異なる場合がある。

日本では、えごまはインド産の胡麻よりも古くから利用されており、中世から鎌倉時代頃まで油を摂るために広く栽培されていた。
エゴマの種子は胡麻と同じく、炒ってからすりつぶし、エゴマ味噌や薬味として食される。

この種子からとった油をえごま油と呼ぶ。菜種油が普及するまでは、油といえばえごま油で、食用のほか、灯火燃料としても用いられた。また空気中で酸化して固まる乾性油であり、紙に塗って防水加工を施したりするのに使われる。
また、近年エゴマ油には必須脂肪酸のα-リノレン酸が多く含まれていることが注目され、健康食品として注目されている。ちなみに、シソ油と呼ばれていてもシソの風味がするわけではない。

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