映画とドラマの違い

-　詳しい解説　-

ドラマとは登場人物の行動を通じて表現される劇のことである。特に登場人物が困難に直面した場合の葛藤や心の動きがテーマとなった物語をさす。またドラマチックというと、劇的な状況のことをさす。一般にドラマというとテレビドラマをさすことが多い。

映画は主にフィルムで撮影される。最近ではSFXやVFXなどの特殊効果を多用したものやCGIを使用した映画、3Dの映画などデジタル映画も多い。特に3D映画やIMAXシアターなどは、体験型の娯楽の一つという側面ももっている。

一般に、映画の方がテレビドラマよりも製作にコストと時間が大きくかかっている。また、映画とテレビでは画面の大きさが違うのでカメラワークや演出方法が異なる。
例えば、テレビではバストショット（俳優の上半身のアップの映像）が多く、また途中にCMが入り中断されるので、視聴者の興味を途切らせない演出が使われる。一方、映画では横長の画面にあわせたロングショットが多く、そのため俳優には高度な演技力が必要であるとされる。