イモリとヤモリの違い

イモリとヤモリの違い

- 概要 -

イモリは両生類である。漢字で井守と書くように、井戸の中や池、河川など、水のあるところに生息する。皮膚に毒を持つ種類が多い。ヤモリは、爬虫類の一種である。漢字で家守と書くように、家の壁などにはりついて蚊や蛾、クモを食べ、害虫から家を守ってくれる。

- 詳しい解説 -

イモリとはイモリ科の両生類である。漢字で井守と書くように、井戸の中や池、河川など、水のあるところに生息する。皮膚に毒を持つ種類が多い。
日本固有のイモリにはニホンイモリ、別名アカハライモリがいる。九州、四国、本州に生息している。近年、北海道や伊豆諸島などでも見られ、人為的に持ち込まれたものが増えて問題になっている。アカハライモリはその名の通り腹が赤い。アカハライモリはフグと同じ毒を持っており、赤と黒の斑点模様をした腹は敵に毒を持つことを知らせる警戒色だといわれている。

これに対してヤモリとは、爬虫類(はちゅうるい)の一種である。漢字で家守と書くように、家の壁などにはりついて蚊や蛾、クモを食べ、害虫から家を守ってくれる。通常、ヤモリというと日本で見られるのはニホンヤモリと呼ばれるトカゲの一種をさす。日本全国で見られるが、多くの都道府県で絶滅危惧種にしていされている。イモリと異なり毒は持っていない。

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