以降と以来の違い

以降と以来の違い

- 概要 -

以降は、現在〜未来までの時制に用いられる。以来は、過去のある時点〜現在までの時制に用いられる。

- 詳しい解説 -

以降と以来は、ある物事に対してその状態の継続性を表わす意味で使われる。

以降は、現在〜未来までの時制に用いられる。たとえば、何らかのスケジュール調整をする際に「来週以降は〜」「○時以降は〜」という使い方をすることが多い。または、過去のある時点で何らかの物事があった場合、「○○を食べてアレルギーを発症し、それ以降は○○を食べることを避けるようにしている。」というような使い方もできる。

以来は、過去のある時点〜現在までの時制に用いられる。たとえば、過去のある時点にある物事が始まり現在も続いている場合、「約1か月前に山火事が発生して広範囲に燃え広がり時間がかかったものの大部分は鎮火されたが、それ以来、公園管理局による入園規制が厳しくなった」というように使われる。

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