アスファルトとセメントの違い

アスファルトとセメントの違い

- 概要 -

アスファルトは日本語で土瀝青(どれきせい)ともよばれ、石油から精製される黒色の物質である。炭化水素が主成分。セメントは石灰を主成分とし、粘土などと混ぜて作った無機質の接合剤である。

- 詳しい解説 -

アスファルトVasphalt)とは日本語で土瀝青(どれきせい)ともよばれ、石油から精製される黒色の物質である。炭化水素を主成分としており、原油に含まれる炭化水素類の中でも最も重質で、常温において固体、あるいは粘度の非常に高い液体である。トリニダード・ドバゴで産出されるような天然のものもあるが稀で、ほとんどが石油から製産される。
アスファルトは道路の舗装や防水剤に使われる。
古くから利用されており、エジプト文明やメソポタミア文明においても、すでに建築物の接着や防水加工などのために用いられていた。
道路舗装には舗装用改質アスファルトという破損やひび割れを防ぐため改良されたアスファルトが用いられる。

セメントVCement)は石灰を主成分とし、粘土などと混ぜて作った無機質の接合剤である。土木建築用に用いられる。水で練った後、凝固し硬化する性質がある。水中でも硬化が進むセメントをポルトランドセメントといい、通常モルタルやコンクリートとして使用される。

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