アキレス腱と靭帯の違い

アキレス腱と靭帯の違い

- 概要 -

アキレス腱は、足首の後ろに存在する腱である。ふくらはぎの真ん中あたりからかかとにかけてあり、人体において最も強く大きい腱である。靭帯は骨と骨の結びつける関節を形作り、補強する組織であり、コラーゲンの繊維からできている。

- 詳しい解説 -

アキレス腱とは、足首の後ろに存在する腱である。踵骨腱(しょうこつけん)ともいう。ふくらはぎの真ん中あたりからかかとにかけてあり、人体において最も強く大きい腱である。アキレス腱は歩いたり走ったり、跳躍したりする際、爪先を蹴り出すのにかかとを持ち上げたり、着地時に爪先を踏み込んだりするなどの重要な働きをしている。
腱は筋肉を動かす骨にくっつける働きをし、筋肉と違って結合組織だけでできているので、伸縮性はあまりない。したがって、無理に引っ張ると切れてしまう場合がある。
アキレス腱の由来は、ギリシャ神話の英雄アキレウスであり、アキレス腱とは致命的な弱点の意味もある。

一方、靭帯とは骨と骨の結びつける関節を形作り、補強する組織であり、コラーゲンの繊維からできている。関節が変な方向に曲がらないようになっているのが、靭帯が関節の動きを制限しているからである。
靭帯は腱と構造が似ているが、腱よりもさらに密度が高くなっており、ほとんどの靭帯は収縮してもピンと張ったままである。

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